FENCE OF DEFENSE LIVE
燃える闘魂 V
1998.3.19 NISSIN POWER STATION

黄金の魂
13月の革命
SCISSORS
PLASTIC AGE
RIGHT NOW
火を貸してくれ
- mc -
Long Lonesome Way

- アコースティック -
- mc -
Lies & Reason
- mc -
LOVE CLASH
*****

9.9.9
SPEED OF LOVE
AVARICE ! !
FUNKY NUDE No.1
HONEY MONEY

- アンコール -
- mc -
悲劇のライオン
PARARELL

今日は春二番の強風との事。やっぱり嵐を呼ぶ御方が居るらしい(笑) 天候は晴れのち曇り、気温は暖かい。強風だが。ちょっと遅れ気味でパワステに着いた。会場の回りは既に当日券待ちの人&待ち合わせの人とダフ屋のおじさんだけ。ガ〜ン。もう会場入りが終わってる。と慌てて会場に入ると、場内はガラガラ… やっぱ、平日だしなぁ〜と思っていたら会場はアレヨアレヨと云う間に満員。女8 男2、と今回は男少なめ。男性はサラリーマン風が多し。やっぱり平日だったからか

会場観察も飽きた頃そう言えば、 号外3 は?と思い、 貰ったチラシあさり読む。そういえばステージの真ん中にスクリーンが出てて古いモノクロ映画を流してした。地球に異星人あらわる…みたいな内容。

PM 7:15 ライブが始まる。シンセSEにSFチックにライトアップされたステージ。 ライブ前に流れていた映画はこのためか?と思いつつレトロなSFちっくの中、暗がりにメンバー登場。各メンバー名を呼ぶ声、ライトが付く。場内がざわざわと… なんとマットシが超〜短髪になっていた。会場がざわめく中、1曲目 黄金の魂 、2曲目 13月の革命 と新曲がダブルで来た。新曲で一気に会場が盛り上がる。 3曲目の頭、ドラムのSE。マットシの「よ〜みんなぁ〜」「キャー」と会場。「今日はようこそ!ありがとう」と挨拶MC後3曲目へ SCISSORS ステージのバックが赤くファイヤーパターンのライトアップになり、次に真っ青なブルー後に黄色と赤と緑のライトアップで3Dぽっく演出された。 ベースの音が体の中に堕ちる。ギターの音が繊細に鳴く。ドラムが激しく踊る。 ああーFENCE OF DEFENSEのライブだ〜と、4曲目 PLASTIC AGE 懐かしさで歓声が上がる。熱くなってきたのか前に居るFANを挑発しているのかマットシが着ていたブルゾンを半分脱ぎ、肩を露出させる。 キャーキャーと女の子達はちょっと興奮。5曲目 RIGHT NOW 冒頭のマットシSEXYダイナマイトボイス爆発!ブレイクの所で舞う黄色声!最高にイイ!曲の終わりは悩殺シャウト!声を思いっきり張り上げ、甘く吠える。黄色い声と歓声の応酬。6曲目 火を貸してくれ が終わりMCタイムへ

キーボードセッティング

マットシ「どうもありがとう」「MCの苦手なFENCE OF DEFENSEですが、あえてMCタイムを…」会場は爆笑。「僕達も10年以上ライブをやってますが… どのくらいライブやったと思う?」と、お客に質問。お客は「?」と、すかさず「あ!御客さんがちゃんと入ったヤツね、チケット買って…そうじゃないのは置いといて(笑)」それでもお客は「??」100以上はやっているよなぁ〜と思いつつ、「で、最近、腹のでばった(笑)…比較的〜…小さいマネージャに聞いてみたんですけど…」 誰だか解っかちゃうよマットシ(苦笑)「190なんかい!」「190なん回やってるんですよ」「おお!」と御客は騒然。 「そのうちパワステは何回だっけ?」どうやら6月で閉店するパワステの事を話たいらしいが、話が横へ横へ「パワステはホーム?ホーム?…ホームシアター?」 って、それは映画だ!「ホームなんだっけ?ホーム…ホームドラマー?」って、ボケてどうする!「言葉知らないんだよぉ〜(泣き)」と助けを求めるマットシ。狙ったかの様に健ちゃんが「ホームステイ!」とのたまう。 会場に微笑ましい笑いが立ち上る。 「………そうそう、あそこに部屋があってね、3人だと辛いんだよぉ〜狭いし〜」身振り手ぶりで説明をする。ってノッテどうする!(笑)ボケを振った本人が「だんだん、次の曲につなぐMCにしてね。」ニッコリと突っ込む(笑)今度は真面目に話を進める。 「え〜と…...みんなもここで夢や勇気や大切なものを学んだと思います……」「じゃあ…Long Lonesome Way…」7曲目 Long Lonesome Way バックは夕焼けのライトップでムード満点。マットシがキーボードを弾きながら熱唱。右手でコードを抑えていたものの左手が手持ちぐささ状態(苦笑)ふよふよと空中を彷徨っていた。

アコースティックセッティング

セッティング中ワタルコールがかかる。しかも野太い声で「ワタル〜」(笑)そのコールに答えて、「やぁ。」「元気です(ちょっとテレ)」今日は機嫌んがよろしいようだ。そこでチャレンジャーなお客さんが「40歳になった〜」会場に笑い声。それでも機嫌がよろしい亘様はにこやかに 「今日が大台に乗った初のステージです(ニコリ)」ああ〜なんて機嫌がいいんだ!(笑)さらに「もう、大変です。」和やかな笑いが会場を包む中セッティング完了。 マットシが真中、亘が左側、健ちゃんが右側に。40歳になった亘さんを見つめるメンバー(笑)マットシが「先輩、いいですか?(笑)」と次曲の同意を求める。笑顔で答える亘さん。8曲目 Lies & Reason 懐かしく珍しい選曲で「うわぁ〜」と会場がわく。クールにかつ熱く3人3様の音。北島さんのアコギソロが華やかでブルージーでオリエンタルな旋律。曲が終わりお客もウットリな感じ。いいムードになった所にマットシが「ふぅ。…(亘を見つめる)40なんだ(しみじみ)」ムードに浸る暇もなく笑いが来る。なにかガクッと残念そうに「(苦笑)今、ずっとそう思いながら歌ってたの?」とワタル。マットシ「せつなくなっちゃた(笑)」微笑みながら二人のやり取りを見ている健ちゃんに「今日はおとなしいねぇ…」と突っ込むマットシ。今度は自分が標的にされて、「ふにゃ」と真顔になる健ちゃん。「ほら、サービス、サービス!」催促するマットシを見てニヤリ。「ちょっとこの前まで振り向けば小熊さんだった人が、お洒落な板前さんになってる。」場内大爆笑。そう、マットシの髪形は超短髪になっているのである。「ふふ。半分怒ってるけどウケてるから怒れない?」意地悪モードの健ちゃん。負けじと「らっしゃい!」 と答えるマットシ。会場は爆笑の渦。ボソッと亘さんが「貶し合いバンドになってるぅ…」笑嵐の中次の曲に…が、ちょっぴり噛合わなかったのかイジメられた復讐なのか 「ジャッ!」ギターがフライング。マットシがニヤリ。狙ったなぁ〜と恨めし気味に健ちゃんが横を見る。マットシ「本物の魚屋さんには適わないやぁ」健ちゃん「うるさいよ!(笑)魚屋は2代で終わり!」「息子が出来たらドラマーにするの!」マットシ「ツインドラムじゃん!」「!?俺も?」と健ちゃん。どうやら今日はどっちとも負けず嫌いになっている様だ。笑いがおりなす中「…そんな訳で(笑)軽快なナンバーを…」とボケた曲紹介をするのは健二さん。9曲目 LOVE CLASH アコギのカッティングが歯切れ良く響く。跳ね響くマットシの声。曲も声もすっごくクール!

通常セッティング

10曲目のイントロが流れる。このSEは、このシンセ音は、この音はッ! 9.9.9 !マットシが珍しくヘッドマイクで登場。原曲よりアンダーで更に妖さを増した感じ、心地良い重みのある音になっていた。ヘッドマイクの為、動く踊る舞うの3拍子。腰をクネクネ、ノリノリで楽しそうなマットシ。つられて激しくギターがうねる。ベースにギターお互いの音が激しくぶつかり絡みシンクする。11曲目はドラムで始まった。このドラムは SPEED OF LOVE ライブでは滅多にやらない。理由は「ライブでSPEED OF LOVE は無理!」と亘が嫌がるから(笑)その滅多にお目にかかれない。否。滅多にお聞きになれない曲、今日はラッキーだ…と会場も同じ反応らしい。歓声が上がる。ドラムのフィルが綺麗に決まった。12曲目はライブで定番に成りつつある AVARICE !! サビではかなりの盛り上がり、野太く力強いコラースが響く。マットシのキーが一層高く「今夜の月と踊れ〜」会場の隅々に響き渉るシャウト。良いねぇ〜。聞いてるこっちも気持ち良い。ボルテージが上がったまま乾いたドラムの音が響き「シャ〜ララ、シャ〜ララ!」とコーラスが続く。「みなさん!魂を解放してますか〜!今日は燃える闘魂の復活です。盛り上がりましょう!」とMC。13曲目 FUNKY NUDE No.1 が始まる。激しく踊るお客。メチャメチャ楽しいそうなメンバー。ドラムの音が乾いててGOOD!そして、14曲目ギターソロで始まる HONEY MONEY へと流れる。健ちゃんの肩に誰か居るようだ(笑)ベースの重低音が響く。ギターのリフギレが最高!踊って燃えて挑発してFREAKS!に染まる空間。

アンコール

本遍終了とともにライトが消えメンバーがハケた瞬間アンコールの声。早いよ。少しは休ませてあげようぜ、大台の方が居るんだから(笑)5分程して(今日は早い)メンバー登場。マットシが黒のシャツに着替えていた。「どうも、ありがとう!」とマットシ。自分のポジションに付いて15曲目 悲劇のライオン 高いキーなのにタイトでサラッと歌うとこがCOOL! キメのエコーが効いてて更にCOOL!「ハーイ!どうもありがとうー!ギター北島健二!ドラム山田亘!ベース&ヴォーカル西村麻聡!」と淡々と紹介するマットシ。「ホントみんなに会えて良かった。やっぱライブだよね。(ニヤリ)40歳になってもね!音楽に歳は関係ないよね〜」さてここでFENCE OF DEFENSE近況を語るマットシ。「フェンスは何をやっているか?…各自、忙しいです。(笑)」チラッと健ちゃんを見る。が、健ちゃんちょっとボーっとしてて「聞いてんの?」と問いつめる西村。振り向く健ちゃん。聞いてなかったらしい。「一応、アルバムの作曲週間?じゃなくって作曲ブーム?」 またまた言葉が浮かばないらしいマットシ「作曲期間ね(笑)」と健ちゃんがフォローを入れる。「アイデアを練って〜…絶対かっこいいアルバム作るんで〜レコードCD買ってね!」レコードCD?(笑)と会場が突っ込む。「いや、あ、アナログも出したいなぁ。出せれば…」なんかテレちゃってるのと焦ってるのとでアワアワのマットシ。そんな状態のマットシを逃す筈も無い健ちゃん。「板前さん元気だね。」と突っ込む。 反対にマトットシが健ちゃんはおとなしい事を突っ込む。「…今日、はじめてパンツ履いて…きつくて動けないのよ(笑)」 今日の北島氏のパンツはスリムのレザーパンツ。マットシは「太ったの?」と聞いたのだが「剃ったの?」と聞こえたらしい。「剃った?剃ったのは君でしょう?」と意地悪モード再開。「俺は盲腸の時しか剃ってないよ(笑)」そこでマットシ「じゃあ、俺は2回だ…」いったい何事言っての?(笑)「(苦笑)やめようよ…上品なロックバンド目指してんだから」とマットシ。あんたが言うのか!「じゃあ、上品な板前を目指して(笑)」健ちゃん「アガリ一丁!」マットシ(泣)そんなマットシを尻目に健ちゃんが語る「もっとカッコイイアルバムを作るんで、…この前もスタジオで亘のドラムを……それを切った貼ったをして〜」「って!バラさないでよー!!」とマットシが怒る。「そういうのはアルバムが出来てからバラすの〜!今、言っちゃ駄目ぇ〜!」そうなの?と云う顔をする健ちゃん。ああ〜天然、と会場が和む。「これは秘密という事で…」とフォローになって無いフォローをする健ちゃん。会場は大爆笑。「何の脈絡も無く、懐かしい曲を….はたしてうまく行くのでしょうか?」なんていう前フリでしょうか(笑)そして最後の曲。ホント久しぶりの16曲目 PARARELL 最後の方は「ララ〜ラ、ララ〜ラ、ララ〜ラ、ラ〜」とお客さんとの大合唱で終わった。

亘がステッックを投げる。3人とも何時もより退けるのが遅かった。恒例のマットシのラブコール「愛してるぜ〜また逢おうぜ〜約束だぜ〜!」何時もと違ったのは「指切りしよ〜!(ん?ニッコリ)」カッ、カワイイ。ごっふっ(吐血)「♪〜ゆびきりげんま〜ん♪〜嘘ついたら〜♪〜ピーマンた〜べる♪〜指切った〜ぁ!」亘が笑う。会場のお客も笑う。和やかムードでライブは終わった。

今日は終止なんとも和やかムードが漂っていました。亘の機嫌がよかったからか? 良いライブでした。音もパワステにしてはカナリ良かった。全体のバランスも良くって、歯切れも良かった。色で表わすならパステル調なライブ(なんだソレ?)情熱的な赤とかでは無く、ほんわかとしたライブ。雰囲気の良いライブでした。う〜ん表現しにくい(笑)とにかく、良かった。うん。

☆ 衣 装 ☆

北島健二
白のシャツ、茶色のスリムレザーパンツ(本人曰く「きつい!」)、シルバークロスのペンダント

西村麻聡
白の三本線が肩のラインに添って入ったアディダス(風?)のブルゾンにパンツ、 赤い紐で編んだような網々のノースリーブインナー、シルバーのリングピアス、 アンコールの時は胸元に大きくレインボーカラーでPEPSのロゴのかいてある黒のTシャツ

山田わたる
黄赤色がベースのごちゃごちゃ(瓜らしき絵の南国風の柄)何か描いてあるシャツ?ブルゾン?、 黒のバンダナ、黒パンツ


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