FENCE OF DEFENSE LIVE
燃える闘魂 FINAL
1998.6.21 NISSIN POWER STATION

STRANGE BLUE
FAITHIA
SCISSORS
- mc -
PLASTIC AGE
I'm so glad
VIOLET SONG
火を貸してくれ

- アコースティック -
FREEDOM*HILL→MORNING
- mc -
マリア(新曲/仮タイトル)
- mc -
なるせの夜(新曲/仮タイトル)
*****

FRESH KILLED LOVE(新曲/仮タイトル)
RIGHT NOW
MIDNIGHT FLOWER
CHAIN REACTION
- mc -
FUNKY NUDE No.1
AVARICE ! !
HONEY MONEY

- アンコール -
FREAKS
- mc -
PARARELL

行って参りました!日清パワーステーション!これで、ここともサヨナラです。ああ、感慨深い。ここに通って約 6年。全てFENCE OF DEFENSEのライブでした。そして、最後の最後まで雨と嵐を呼んでくれました。4時くらいまで曇りでしたが、5時頃から雨、帰りも雨!傘を持って無い方が多かった様で、濡れながら会場を開くのを待つこと1時間。ファイナルだけに会場はパンパン状態、歩く隙間もないくらいで、男女比は男3、女7といった感じ。

7時にライトが消え。モニターには「1998-6-21 燃える闘魂FINAL FENCE OF DEFENSE」 準備も整り会場も満員になって7時13分。暗がりからメンバー登場。

真っ青なライトがメンバーを照らす。全員サングラスをかけている。 マットシは前回と同じウルトラマンの様なゴーグルっぽいサングラス。 ワタルは普通の、健ちゃんが???ターミネーターの様なゴーグルの様なサングラスだが 横の部分が紙?雑誌のおまけに付いてきそうな3Dサングラスのようなチープなサングラス。

1曲目 STRANGE BLUE 懐かしいナンバーとともにお客が華やぐ。マットシのボーカルも良い響きで ワタルのドラムが力強い。唸るギターで健ちゃん客席にサングラスを投げる。 ワタルは知らずうちに外している。マットシのベースが何時もと違う。 黒をベースに半分が七色に光るパネルが取り付けられている。

2曲目は 11年前の 6月21日に発売したデビュー曲。 FAITHIA 良い所でマットシが歌詞をふにゃふな〜曲が終わって、さあ次は!と、ドラムのSEが鳴る。お客が喜々な声を上げる。 ワタルのドラムはやっぱり人気がある。何時もなら、ここでマットシの挨拶MCが入るが 今日はなんと!健ちゃん「今日は雨の中どうも有難う!」会場も歓声で答える。「最後だぞ〜!」と言っても力無い声(笑)珍しい健ちゃんのMCと共に

3曲目 SCISSORS 全体が赤いライト、白いライトが点滅して ナイスなステージ効果を作る。曲も演奏も効果もめちゃめちゃカッコイイが!歌詞が ボロボロ。どうしたんでしょう?マットシさん。でも、終わり方がめちゃめちゃカッコいい アレンジになっていた。こっちの方がいいかも。うねるギターが良かった。 マットシ「サンキュー!よーよーよ!」と煽ってるのか挨拶なのか?「雨の中ゴメンネー。大丈夫!直ぐ蒸発するから!」と自信満々の挨拶にお客も喜ぶ。「パワステ最後だねー……って関係無いか!(笑)」すかさず健ちゃんのツッコミが入る「関係〜ある!」お客の笑いに照れるマットシ。パワステの出演回数の話になり、健ちゃん「KINGDOMの時、誰かが欠席しなければ一番だったのにね〜」会場から「あんただ〜」とツッコミ。マットシも突っ込む。「ごめんね…」と健ちゃん。マットシ「だから楽しもーねーーーーー?」最初は自信たっぷりだが、最後が何故に健二に尋ねる?(笑)

4曲目、この曲は頭のイントロで直ぐ解る! PLASTIC AGE 「ほおー」と会場声から上がる(おや?この前のライブと同じ並び?)各々のソロが、ベースソロは腹に響き、ドラムソロは体に響き、ギターのうねる音が耳に響く。これは歓喜、喝采!場内に熱気が帯びてくる。

そのキレそうなスレスレな所に5曲目 I'm so glad ここで、一気にキレまくる場内。もう誰にも止められない。 息をつく暇なく6曲目 VIOLET SONG このギターのイントロで意識が飛び、どこかへ行く。この曲のギターはキレまくり、イキまくり、うねる、うねる、健ちゃんの顔がイってる!終わった時には放心。久々にVIOLET SONGを聞くとクルものがある。7曲目 火を貸してくれ マットシのクールな歌声で少し落ち着くが、良い所でまた…あらら(苦笑)

マットシ「どうもありがとう」

アコースティックセッティング
健ちゃんマイクで喋らないから、ここのMC全部聞き取れなかった

暗がりでタイコのお遊び音が鳴る。マットシだ。ライトが照らされて8曲目 FREEDOM*HILL→MORNING これは生で聞いたほうが断然良い!アコギの歯切れ良い音にうっとりしつつ、息も合って落ち着いた所でMC。マットシの顔から笑顔が漏れる。ワタルを見て「今日、機嫌悪い人居るから(笑)」会場は理由を知ってるので爆笑。さらに追い打ちをかけるが如く。「口聞いてくれないの。(ニヤニヤ)昨日なんかあったのかなぁ」 健ちゃんもニヤニヤ。耐え切れずにワタルが苦笑い。マットシ「ガンバレ日本!」 場内爆笑と歓喜の声。そこで、健ちゃんが何やら言ったが聞き取れず。(おそらく、もう(日本の決勝)ダメだね〜的発言)マットシが「非国民だよね〜」 とボッソ。毎度お馴染みの近況報告。 「今、レコーディング中で、クタクタです。僕…寿命縮んだ。」かなり嘆きに入ってるマットシ。「ワタルが一年、僕が20年、健ちゃんが半年かな?」自分の大変さをアピール。健ちゃんがちょっとムッ!(笑)で「髪も短くなったし!」と前のライブの板前状態よりさらに短くなって茶髪になったマットシの頭を指して言う。マットシ「赤いシリーズと呼んで下さい」そして、言われる前に自ら「赤い板前さんを…(笑)」ここで、毎度の健ちゃんとの漫才があるが健ちゃんの声が聞き取れず解りません。マイク使ってくれ(泣)さてさて漫才も終わってマットシが話を本題に戻す。「昨日の段階で曲入れが全部終わって無いといけないんですが、…4曲漏れました(笑)明日から、また、大変です!(笑)」 と苦笑まじりに話すマットシは可愛いです。「一早く皆様にお聞かせしようと思って……で、ございます。(笑)」喜ぶ声が飛ぶ。「え〜と、仮タイトルはマリア…」 会場から複雑な歓喜(この頃、黒夢が同タイトルのシングルをリリースしている。)と同時に「え〜と、変わるかもしれません」とワタルさんが小さな声で「だったら云わなきゃいいのに…」と突っ込み。お客さん爆笑。

9曲目 マリア 良い曲です。終わって一言目、ワタルに向かって「という訳で…ね……残念だね(サッカーのこと)」(さっきのMCの話題に戻る。何ゆえワタルの機嫌が悪いか)ワタル「え?」マットシ「え?じゃねえ(笑)」ワタル「(お客に向かって)こんにちわ(ニコ)」「昨日、サッカー見た人〜」「は〜〜い」会場の8割が手を上げる。その様子をマットシが「なんか、いきなり、学校みたいじゃん!」「ワタル先生〜」と会場(笑)ワタル「残念でしたね〜また、2002年!応援しましょう!」「ここん所、殆ど寝不足で…(苦笑)レコーディングして家に帰ってサッカー見て、4時から2戦目みてまた次の日レコーディングして、またサッカー見て(笑)…なにやってんだ?」笑顔で話すワタル。 「それで最近風邪気味たぁ、許せねぇな」と健ちゃん。マットシがワタルを指して「風邪の菌、全部この人が持ってくるの、今、三人とも大変なの…」フェンスの中ではサッカーと風邪が流行ってるらしい。その元凶は両者ともワタルみたいだ。健ちゃんの方を見て「今日マイクないの?どおりでおとなしいと思ったら…(ニヤリ)」とマットシ。横のスタッフあわててマイクの準備しようとしたが、健ちゃんがゼスチャーで「(いいから、いいから)」そんな中、ワタルのマイクの位置をそっと直そうとしたら思いっきり「ガコッ!」

ここで、新曲。「昨日、歌詞が出来たばかりの曲を…」「かなり…レアです(笑)」「……仮タイトルはぁ……」「なるせの夜!」と恥ずかしげにマットシ。会場が笑いに包まれる。健ちゃんを指差し「この人が(タイトル)付けました!流石!北島健二さんのセンスだわぁ!」健ちゃんジロリとマットシを見る。マットシ「この人(前のお客)が言ったの…(汗)」と人のせいに(笑)和やかな笑いが織り成す中。

10曲目 なるせの夜 タイミングを合わせようと健ちゃんを見るマットシ、同じくマットシを見る健ちゃん。首を振り振り見合わせる二人。もしかして、二人とも何か考えてるか?(笑)最近、こんな感じの裏切りが多い。グッと意気が合った!さあ!と健ちゃんが弾こうとした瞬間!「あ。ちょっと、まって(ニヤ)ちゅ〜にんぐした?(ニヤニヤ)」とマットシが健ちゃんを見る。「(ニッ)……。」否める目付きをする健ちゃん。「ピンッ!ポ〜ン。ピンッ!ポ〜ン。(チューニングの音)」マットシが一言「負けず嫌いな者ですから(笑)」と、今度は真面目に演奏して、アコースティックライブは終了。

通常セッティング

デジタグラムのSE音。みんなの頭の中にはおそらく「9.9.9!」とよぎっただろう、が、曲が始まると「???」知らない。と、これも新曲。11曲目 FRESH KILLED LOVE(仮タイトル)この曲は、好感度良好すぐに体に染み付く。秋のアルバムが益々楽しみ。新曲にも関わらず、ノリノリになった所に12曲目 RIGHT NOW ここのギターは切れまくり、どうしたの?と聞きたくなるくらいキレててイッてしまわれてる、その横を見ると、イッテル御人がもう一人(笑)サッカーの怒りをシンバルに叩つけてるの?それとも寝不足を振り切る為?と…凄い剣幕でドラムを叩くワタル。マットシのキメのSHOUTに歓声が上がる。

この重いベースは!13曲目 MIDNIGHT FLOWER マットシの声もよく響く。健ちゃん、ギターを後ろに回して首の辺りでギターソロを披露、とてもいつもの健ちゃんとは思えないくらい燃えている。場内の熱さと理性の飛びはMAXに、そのまま14曲目シンセのイントロで場内が盛り上がる。 CHAIN REACTION ワタルと健ちゃんのキレ方に唖然。すごい、すごい、スゴイ!破壊されそうなワタルのドラム。今日のワタルは一味違うぜ

乾いたドラムの音が小気味良く響く。マットシが手拍子を促す。「気合い入れて拍手しろー!」手拍子の音が大きくなる 「まだまだ、いくぞー!」会場は喜声で答える。「まだまだ、おとなしいぞー!」更に手拍子の音が大きくなる「いっちゃえー!」シャーララ、ラーララ〜♪ 15曲目 FUNKY NUDE No.1 今日はテンポが早めだ、途中、更に早くなる。ここのマットシは声が良い!!「♪〜ハートなのっさ〜♪」なんてもう、凄いですわ〜どうにかしてくれってくらい(笑)間奏のギターの所で片足スッテップを踏みながらマットシサイドへ移動する健ちゃん。マットシサイドは大喜び。ギターソロが響きわたる。

16曲目 AVARICE!! 深く沈むベース音、マットシの(ラップ?)セリフの様な所はカッコイイ「今夜のツキと眠れ〜〜」エコーもバッチシかかって、最高!この歌詞は大好きだ。超かっこいい。歌声にクラクラでしょう!マットシフリークスがこれ以上ナイくらい心奪された所で17曲目 HONEY MONEY まってましたと言わんばかりの盛り上がりマットシ歌詞間違い!直ぐさまに健ちゃんに至近距離でグイッと覗かれる。嬉しそうな健ちゃん。まずそうなマットシ。ワタルは狂った様にドラムを叩いてる。最後はマットシの超ダイナマイトSEXYなSHOUTでシメる。歓声と黄声が満たし、マットシがピックを投げて、メンバーがひける。

アンコール
5分後衣装をかえてメンバー登場。今日は早い!ワタルはサッカーの日本代表のユニホームを着ている。後ろを向くと「OKANO」の文字が、前に出てきたワタル、両手を上げて「日本!ちゃちゃちゃ!日本!ちゃちゃちゃ!」笑顔なワタル。お客も答える。「日本!ちゃちゃちゃ!日本!ちゃちゃちゃ!」後ろでマットシが笑ってる。「どうも有難う。」と満足ぞうな顔をしたワタル

やっぱ、これが無いとファイナルは飾れない! 18曲目 FREAKS マットシ客を煽る煽る。それに答えるFREAKS。と、ここでもマットシ、曲構成を間違えたらしい(苦笑)間奏中に健ちゃんが マットシに向かって、人さし指、真中指を立て「1、2」と、今どこを演奏してるのか教えている(笑)マットシの顔が曇るが、なんとか成し遂げて「サンキュー!」それは健ちゃんに言ってやってくれ(笑)

メンバー紹介と共に最後のMCタイム
「ギター北島健二!ドラムス山田ワタル!ベース&ボーカル西村麻聡!」「ヨロシク!」「めちゃめちゃイイ感じーー!気持ちいいぜー!」「えーと、あー。パワステ出場回数?違う?え」とまた言葉が浮かばないらしい(笑)サッカーと同じになってる?健ちゃんが「出演(笑)」笑いながらマットシが「えーと、えーパワステ出演回数……」「(ニヤ)世界で3位です。」場内爆笑。「1.2位が同点でー」あと少しだったとか、そこで、また健ちゃん「全て、貴方が悪い!」とマットシさんを指して言う。俺っかい!って顔で「(笑)えー人の話を聞かないって良くいわれるんでー」と頭を掻き掻き。場内は笑いが止まない。健ちゃん、更になすり付け。ワタルを指差し「岡田が悪い!」ワタルさん「っむ」会場から「ワタル、怒ってる〜」(笑) と、直ぐに笑顔がこぼれるワタル。

今度は真面目な話で「ここでライブをやってフェンスのライブスタイルが出来たみたいだよねー」「パワステ有難う!ここに来てくれた人有難う!」とパワステに感謝の心を送って、近況報告再び。「アルバムは秋口に出ます。どんな感じか言ってください」と健ちゃ振る。健ちゃん、ええ?って感じで「どえりゃぁカッコイイでかんわ」(爆笑)マットシもウケてる。マットシが通訳をしてくれて「えーと、今のは名古屋弁です。略すと「とってもかっこいいんですよー」」健ちゃん「カッコ良くってこまっちゃう」マットシ「買えよ!」と強きが、「借りないでね〜」と弱気(笑)「買えよ〜」とやや弱気(笑)「じゃぁ、もう一曲聞いて下さい。」19曲目 PARARELL 最後は毎度の会場コーラスで終わった。マットシのラブコールも「みんな有難う!」「気おつけて帰れよー!」「愛ししてるぜー!」ワタルのステッィクも健ちゃんのピックも投げ終わり、本日のライブ無事終了。

さてさて、全体としては良いの部類に入るライブでしょう。とにかく、ワタルが凄かった、何があったの?ってくらい凄かった。通常ライブの3倍くらい迫力と破壊力。健ちゃんもパールでアメリカンなものが影響されてるのか外タレの様なギタープレイ。力強く唸る、うねる様なギターでした。おかげでマットシが薄かった。マットシはいつになくライブバージョンの歌詞が多く…具合悪いの?働き過ぎ?と聞きたくなるくらいでした。あまり無理しないで下さい。音は良かった。全体のバランスもかなり良かった。シンセの音と3人の音があんなに旨くシンクするのは久しぶりに聞いたって感じで、「MIDNIGHT FLOWER」「CHAIN REACTION」は最高に良かった。

☆ 衣 装 ☆

北島健二
白のノースリーブのインナー、白のデニム生地のベスト、ホワイトスネーク柄のパンツ

西村麻聡
黒のTシャツで胸元に大きくレインボーカラーで"PEPS"の文字が書いてあるもの、 黒のストレートタイプのパンツ、金のリングピアス、アンコールは黒のやや光沢(ナイロン系っぽい) VネックTシャツ、 髪形は前回より更に短くなり黒髪に赤染めっぽく施した茶髪

山田わたる
グレイに黒の細かいボーダーTシャツ、ゼブラ柄のパンツ、ゴツめのチョーカー、黒に限りなく近い赤のバンダナ、 アンコールは日本代表ユニホーム岡野モデル、 襟足に飾り用の三つ編みエクステ(5cmくらい)が着いてとの事。


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