kenji kitajima solo live
WILD FLOWeR
1999.3.7 CLUB QUATTRO

Guitar&Vocal:北島健二
Drums:山田達也
Bass:レンジー・クロスビー
Guitar:伊東 正
Vocal:人見元基

A CRIMINAL AESTHETICS
TOY TOWN
- mc -
B.H.B.(Big Honey Bee)
- mc -
STONE HEARTED WOMAN
The River of Solitude
- mc -
Two Timer
- mc -
MY WINGS
DON'T WASTE MY TIME
GONNA TAKE YOU HIGHER
Odyssey
Feel the Rhythm
All in the Game
- mc -
WILD FLOWeR

- アンコール -
Freedom Bound
My My My

北島健二のソロライブ。見る方もやる方も関係者もドキドキです。なにせ、ン十年ぶりですから。会場は渋谷のセンター街の奥に有る渋谷クラブクアトロ。外タレやちょっと硬派なバンド、インディーズなどが御用達のハコスペース。 パワステの様なスポンサー作りっぽい作りやリキッドの様ないかにもっ的な廃退感 が無く、お洒落な音楽を大人チックに楽しむといった感じのするスペース。 大阪のバナナホールをこじんまりとさせた感じ。良いムード漂うハコでした。

御客層もてんでバラバラ。 7割りがFREAKS。1割りが、かつて(笑)ギターキッズ、1割りが関係者、 1割りがインディーズの子達で「勉強させてもらいます!北島兄さん!」ってな感じ(笑) 男が多かった。男女比=4.5:5.5 と入った感じでほぼ半分半分。 男はサラリーマンに見えないサラリーマンとか堅気に見えない職業などなどバラエティーに とんだ面々(笑)なかなか謎の多そうな人が集まってました。

ケニーのソロだけにマットシ、ワタルFREAKSはガツガツしてない(笑) 後ろでゆっくりといった感じで落ち着いていた。 ケニーファンは勿論、前の方にひき詰め、段下のホールスペースで臨界体制(笑) 前は熱々後ろはまったりと、普段見れない面白い会場雰囲気だった。

7時頃にはお客は満員。 ライトが消えてメンバー登場。 なんとも言えない緊張感が会場を包んんでる。 もう、みんな初めての発表会を見守る母のよう(笑)

1曲目 A CRIMINAL AESTHETICS がガツンとくる。ノリのある曲だ。 青のギターでやや緊張した顔の健ちゃん。 前方は来たぜ!と言わんばかりに踊り始める。 後ろの方はまだやや緊張気味(笑) 後半から健ちゃんの緊張もややほぐれ笑顔も時たま見える。 曲が終ると爽やかな歓声。フェンスの時とはまた違った歓声だ。

2曲目TOY TOWN やっと健ちゃんの緊張もほぐれて サポートメンバーと演奏を楽しむ姿。可愛いっす。

2曲目も終ってMC。 「こんばんわ、ひさしぶり、17ねんぶり(笑)」 「あの頃は六本木のピットインや目黒の鹿鳴館とかで.....」と 昔を懐かしむ健ちゃん。 「みんなと一緒でとても嬉しく思います。」 「えー声が高いですね(笑)」と緊張してる自分をアピール(笑) 「ちょっと堅いです、喋りが、喋り振れないっていうのはつらいね〜誰も突っ込んでくれないと....(笑)」と1人だと寂しいらしい(笑) 「えーと、僕は進歩するタイプのギターリストじゃないんで(笑) えーブルースギターリストと言う事で.....(苦笑)」 とそこで後ろのPAにいた山路社長が声援を送る。 その声にPAの後ろに居た人達が爆笑する。 健ちゃんとお客が爆笑した。今日は山路がノリノリだ(笑) 健ちゃん(山路の方を見つつ)「ま、良い感じで(ニッコリ)」 「20年後、赤いチャンチャンコを着て出来たらいいなーぁーと思います(笑)」 会場からブーイングと「また20年かいっ」というツッコミ(笑)

「ちょっと軽い感じで」と3曲目 B.H.B.(Big Honey Bee) ギターが黒のストラトに、 MCで気が抜けたのか、いつもの調子でノビノビとギターを弾く健ちゃん。 サポメンと合わせたりお客を煽ったりと楽しそう。

再びMC。「御存じのとおり.....僕は歌を歌ってるんですが17年をへてこいつも進歩があるんだなぁと思いました(笑)」 色々昔を振り替えつつ、昔の曲は〜と濁しつつお客から「やってー」のブーイング(笑) 「と、リクエストにお答えして(笑)」 感の良いお客から(男)「うーんと色っぽく歌って!」と次の曲を知ってるのかリクエストが入る。 健ちゃん苦笑い。「うまく出来たらおなぐさみと言う事で〜」

4曲目 STONE HEARTED WOMAN 健ちゃんのボーカル。 ムード歌謡の様な(笑)サビは今でもイケそうな掴みのある曲。 ボーカルもこなせばならないので、せっかくほぐれた緊張も再びといった感じ。 アクションがなくあまり動かない(笑) ギターは泣きのある良い曲、こーゆー泣きのギターは久しぶり。

5曲目 The River of Solitude キターの泣きで始まる曲。ライトムードもばっちり、漂ってる。 場内一気に大人のムード。ベースのMC(?)セリフも良い感じ。 このギターはギターが何か語ってる様でカッコイイ。マジでかっこいい! こーゆー泣きのギターに弱いのです。 曲が終って「どうもありがとう」と健ちゃん

ここでしばし暗転。

「よし!ここで僕のライブを手伝ってくれるメンバーを紹介します。」 「向かって右。彼には日本名があります。黒杉連司(勝手に変換(笑))クロスビーレンジー。 でかいですね〜でも日本語がとてもうまいんです。(笑)」 ベースの人は190は有ろうかと言う黒人さん。 「向かって左。伊東正!...僕はツインギターは嫌いなんですが(笑)」 「木根君のツアーの時、美味しいトコばっかり僕が貰って...しまいに彼から泣きが入って 「北島さーん、俺にもこの曲やらせて下さいよー」(笑)そういえばそうだな。って 俺ってなんて意地悪なんだろうって(笑)」 「向かって前、、、って言わないね(笑)色々と手伝ってもらって彼なしでは このアルバムは出来なかったかもしれない、、、イントロだけの曲とか頭だけの曲とか(笑) 噂ではキーボードーの方がうまいって(笑)ドラムの山田達也!」 と会場から黄色い歓声。「やけに知り合いがおおいなぁー沢山呼んだ?」 と健ちゃんがからかう(笑) 「ここで強力な助っ人を、、ボーカル人見元基〜」 とボーカルを呼ぶ。どーやら飲んでたらしくちょいホロ酔いぎみ(笑) 私の記憶の人見氏はバリバリのメタルシャウト系ボーカル、が。 出てきた人見氏はふつうのア兄ちゃん。 渋谷のセンター街にしいそうな若者のスポーツウエァ服装で トレーナーにはGENKIとナイキのパロった文字(笑) なのに頭はサラリーマンか?と思わせるくらい普通の黒頭(笑) だけど、ひとたび声をだせばブルージー(っていうのか?)なシャウト。 日本人の声に聞こえないのに日本人だから妙(笑) シャウトで挨拶。良い声だぁ〜。 健ちゃん「横にボーカルいると落ち着くなぁ」 と会場爆笑。

6曲目 Two Timer ここでボーカルは人見氏へ。やはりボーカルがいると落ち着くのか 動き回る健ちゃん。ギターもノリノリ。 お客にもサービスサービス。 ここでふと気が着いてしまったのが 健ちゃんのマイクと基本ポジションはまん中のありギターソロで やや右に位置した所でお客を煽ってるのは普段の癖だろうか?(笑)

再びMC。人見氏「久々に健ちゃんやった」「むかし、、目黒で〜」 「ろくめいかん!さっきもそんな話をしてたんだよ、、、」と健ちゃん。 人見氏「その時のキーボードが、、、、」と健ちゃんを見るが健ちゃんは別名をあげる(笑) 会場からややブーイング。(知ってるって事はけっこー年いってるな(笑)) 「今をときめく...」と濁す健ちゃんはハテナ(?)をちりばめ...ここらへんが天然やがな(笑) 「KT..だよ」と人見氏。健ちゃんのほほんと「そーだっけ?」と会場からブーイング。 「今どきはTKっていうんだよ」と健ちゃん。会場大爆笑。うーん健ちゃんって感じ(笑) 「その頃、一緒にバンドやろうかとか言ってたんだけど、山本きょうじにかっさられて... 諦めの良いO型としては〜まーこんなそんなもんかと...(笑)」と健ちゃん。 人見氏「あの頃学生でーお互いに付き合おうかとかいったまま別れちゃって、、、、 久々に会ってHするようなもん?」と、なんちゅー例えをするのだ(笑) 健ちゃん笑いながら「ま、そんなもん」と答える。 お客がオイオイ!とツッコミたくなるような会話(笑)

7曲目 MY WINGS、8曲目 DON'T WASTE MY TIME と続く。 健ちゃんのテンションが上がって行く、 ノリノリでカッコイイ。 ボーカルがあると会場のノリも変わって、 後ろのまたっり組も徐々に体がゆれてくる。熱は高まる。 後半はボーカルとギターの掛け合いなんかしつつ。 ギターが走る走る、カッコイイッス。北島さん!

9曲目 GONNA TAKE YOU HIGHER 健ちゃん「貴方を高く高く持ち上げます」そういう意味なの?(笑) かなりカッコよかった。 健ちゃんも気持ち良さそうにギターを弾いている。ひと段落と人見氏が引ける。

「ロックコンサートなのか?」「好きな事やらせてもらって、これでいいのか?(笑)」 御満悦なケニー。 ステージにモジュレーションマイク(だっけ?)がセッティングされる。

10曲目 Odyssey しっとりした曲だけど、押し引きが絶妙。 後半はせつなく力強く攻める。 タバコのCMでも似合いそうな曲だ(笑)

11曲目 Feel the Rhythm これはーもーかって知ったるなんとやら(ニヤ) お客ノリノリ。健ちゃんもボーカルだけどちょい手元見つつノリノリ!(笑) おもわず「そんなの〜ないいぜ〜」とくちづさみそうになった人、 別のボーカルを想定した人、ケニーを満喫する人、色々な思いの巡る曲(笑) 「よーし、そろそろ乗ってきた!」と健ちゃん お客が「えー」今頃かいとツッコミ入れる(笑)

12曲目 All in the Game ラップです(笑)健ちゃんのラップ。 けっこいイケてる。 ギターもグルービーで中々どーして(笑) ドラムとの掛け合いもグー。 御得意の流れる様なギターソロ。カッコイイ北島!

「今日はどーも、いきなり寒くなって雨がふって大変な一日でした。 でも、とても楽しかったです。」

13曲目 WILD FLOWeR ブルージーなギターと健ちゃんらしい歌いっぷり。 かっこ弱く(笑)異国感のあるギターの泣き。 ライトと溶け合ってカッコイイ。

「どーも、ありがとう」と、本編終了

アンコール

レンジーと声がかかる 健ちゃん「こーみえてもレンジはすけべえだから気をつけて下さい(笑)」 お客が「えー」と反応を返す。 「ミュージシャンなんだから当たり前だ!」と威張る健ちゃん(笑) なんだその強気は(笑)

14曲目 Freedom Bound 抜けの良いギターで始まる。 カッコ付けで健ちゃんが歌う。 とチョい歌詞とちり。照れ笑い。 そのあと会場の「HEY! HEY! HEY! HEY! 」と 始めてとは思えない反応。健ちゃんも大満足でサービス、サービス。 感想のギターソロに力がはいる。 ♪〜あらしのよるも〜♪の部分で、空に向かって指を指す。 健ちゃんの手拍子も入りノリノリ。

再びMC「待ってる奴を呼ばないと」と健ちゃん。でさっきよりさらに酔っぱらった人見氏を待つ。 片手にカンビールの人見氏登場。「3本も飲んじゃったよ」とマイクと缶ビールを間違える(笑) 「間違えちゃうんだよね〜(笑)」と笑う中。

15曲目 My My My 人見氏の声はホント日本人って感じがしない。カッコイイシャウトとギターのシャウト。ケニーも楽しそうにお客やメンバーを煽る。大満喫。

「ありがと〜」と健ちゃん サポメンとおじぎをして手フリフリ。 引ける時に「また来週〜!」 と笑いを残して今日のライブは終了。

ギターのインストライブのレポは大変っていうか、、レポになってません(苦) これでは読んでて解らないでしょうよ。やっぱりインストモノはライブで体感しないと駄目だ!音を聞かないとギターのうねりやピッチなんてわからんって(自己フォローという名の言い訳)うむー今回は難しいかった。

☆ 衣 装 ☆

BIG X で着ていた下地が黒で細かい花柄のシャツに白のノースリーブインナー。ボタンフックの皮パン、シルバーのショーカー

使用ギター
MG-KEN(YAMAHAのMGシリーズ北島モデル)黒ラメ地のフェンダー(ホワイトピックガード)レスポールのゴールドトップ、木目のフェンダー

入口に置いてあったお花
BS11 新・真夜中の大国 の橋本さとし、EASTWEST JAPANの社長、織田哲郎(北島さんの名前より、本人の名前の方が大きかった)稲葉浩志・松本孝弘 (会場内ロッカー付近にこじんまりと小さな花が(笑))

PAGE TOP