Masatoshi Nishimura
solo acoustic obedience
1999.9.15 渋谷 ON AIR nest

A.Guitar&Vocal:西村麻聡
Drums:すみや(すみた?)たいすけ
Per:よしかわえいじ

bosa bosa(新曲)
esfario(新曲)
時の始まり(新曲)
世界は嵐のままでいい
Loving You
浮浪雲(新曲)
漆黒の森
Returm to Engel(新曲)
Knockin'on Heaven's door(ボブディラン)
LIER OR FLYER ?(新曲)
MARIA
ガラスの十字架
Don't kiss me now(新曲)
セイラ

- アンコール -
FAITHIA

相変わらず愛人(嵐)を呼びつける男。西村麻聡(笑) 関東意外は大雨だったそうで、台風16号の影響で、地方の人は来れたのでしょうか? 渋谷はと言うと悪運なのか客の情熱なのかちょいパラついただけで ちょとんど雨には見舞われずにすみました。 それにしても九月なかばとは思えない暑さだった。 汗だくでした(笑)

ネストはビルの中(ON AIR WESTの上)にあって、エレベーターでそこまであがり 6Fがちょっとしたバーになっていて、開演前はそこで待たされる。 開演するとそこから非常階段で5Fのライブフロアに移動させられる。

ライブホールに入ると後ろがバーカウンター前がステージ 大きさは本当に学校の教室といった感じでステージは教壇よりやや広めっていった感じ。 ステージ高さもないのでスタンディングだと後ろの人は殆ど見えない状態。 キャパ300人ぐらい。今回、お客は200人くらい。

ステージを見ると、全体にローソクをあしらって、流れてる曲もキリストって感じな。宗教的な感じでまとまっていた。右にドラム、左パーカション、センターにアコギとマイク、譜面台。アコギ3本。向かって左にメインが2本。右に替えの1本。 というセットで、ドラムが入るのか〜とちょい驚き。個人的にはピアノ弾き語りを期待してたんですが、残念、なかった。

開演はいちおう7時でしたが、始まったのは7:30ぐらい。 ドラム&パーカッションとメイン様がステージにあがる。 珍しく(?)私服な感じで(っていうか私服)黒のジャケットとパンツ、 ダークパープルか紺はたまたグリーン(ライトの加減で正確な色が解らない)のインナー(長袖ニットだよこのクソ暑いのに(笑)) 十字架のチョーカーに、これまた珍しい普通の青石ピアスにレザーのハット。

センターの椅子に座ってギターを手にすると さっくり弾き始める。
こっちも緊張してるが、ステージの三人も緊張してるって感じで なにげにみんなガチガチ。 前方の客は学芸会の子供を見守る親の様な心境なのだろう(笑)

1曲目 bosa bosa(新曲)はボサノバって感じのインストメタルでかなり軽く爽やか。 一瞬、まさか、今日は半分以上インストでは...という不安がよぎるが、2曲目 esfario(新曲)はボーカルのある曲で、何やら「ほっ」とした空気が流れる。 一瞬、フェンスの曲かな?と感じたが、新曲だった。 初期のフェンスにありそうな曲な感じ。

ここで、挨拶&mc マットシ〜とヤロー声があがるが「今日は静かにいこう(笑)」と嗜める。 「元気でしたかみなさん?一時はどうなるかと思ったでしょう?(笑)」 会場、大爆笑。 「最初は人にしらせないで、ひっそり 自由が丘のとかのね、どっぷりした店とかで一人でシコシコやろうかと思ったんですけどね 所詮……違う、どうせやるなら…」と「所詮」にお客が爆笑。 マットシもヤバイて感じで「所詮じゃないですね(笑)…緊張してます!」と自ら白状。 「どうせやるなら、みんなと一緒にって」とお客さんから拍手。 「今回の為に何曲か曲を用意しまして…弾けないギターを練習して(笑)」と ガンバル、マットシ(笑)

3曲目 時の始まり(新曲)テンポのよいリズミかるな曲。カッコイイっす。 「FENCE OF DEFENSEの中から」4曲目 「世界は嵐のままでいい」 ギターをかき鳴らすマットシがなんとも不思議に見えた。 ギターソロになると譜面見て真剣。 ギターソロを譜面みながら弾けるのってスゴイぁ〜と妙な事に感心する(笑) だんだん緊張もとけてきて、いつもな感じになってくるボーカル。

5曲目 Loving You は久々な曲。ボサノバスイングジャズって感じなアレンジ。 軽くリズムを取る感じのマットシが可愛い(笑) 遊びを入れて、パーカション、ドラムスとの掛け合いやハミング(?っていうのかな) 鼻歌の様にメロディを歌う。 ここら辺りで緊張が無くなってきて、良い感じになってきました。 「Loving You〜♪」「Loving You〜♪」と言われる度にドキドキ。良い艶っす。

「ハウリングどうにかして欲しいんだけど」と、ちょっと音響が気になるらしい、 それでか解らないけど、曲を弾く前に必ずといって良い程、 ギターをチョロチョロっと弾く。 チューニングも兼ねてるのか、ギターソロの練習か?ここでメンバー紹介 「パーカッションよしかわえいじ」「ドラムス、すみやたいすけ君です。」 「二人で住吉会ってね(笑)」 お客がちょっぴり引く。すかざず「引かないで下さい、引くトコじゃ無いです。 (ギターを差して)弾くトコです。」と超〜サムイオヤジギャグで、より一層寒さを増す会場(笑) みんなが、「サム〜」「寒い」「納涼って感じ?」と言うもので 自分で「ちょっと冷えてきた。」っとツッコム(笑)寒いさを残しつつ 「この夏、空を眺めてて〜〜(何か言ってたが失念)」「僕には珍しいタイトルです」 6曲目「浮れ雲(笑)」と会場から笑いがもれる(笑) 爽やかな、夏の空と雲って感じの曲だけど、なにか切ない感じの曲。系統でいうと 風のゆくえ

7曲目 漆黒の森 の前に「ちょっと待って」と鼻をすするマットシ 「1カ月くらいカゼで、病院いって薬飲んでもずっと治らなくって、周りは結核じゃねぇか?癌じゃねえか?歳じゃねえか?ってね」 「(歳に)ああ、そうかって納得したりして(笑)」色々話してたけど忘れた。「FENCE OF DEFENSEの中から、、略してラストから(笑)」FENCE OF DEFENSEライブ前に聞けて、ちょっぴり嬉しい。原曲に近いアレンジですんなり聞けたが、やっぱり正直言うとフェンスでも聞きたい(笑)

カゼで咽が乾くのか、良く水を飲むマットシ。 水を飲んでる姿に、会場が微笑ましく見守っていたらスポットライトが当てられ、 ちょっと驚くマットシ。「いや、ライトいらないです(苦笑)」

8曲目 Returm to Engel(新曲)
「今年に入って悲しい出来ごとが沢山あって...その時にギターをポロポロ弾いて作った曲です。」 「これが出来た時、このライブをやろうと思いました」と今回のライブのきっかけを話。 クラプトンのとある曲を彷佛とされる。これはちょっと思いが詰め込まれ過ぎて、不安で切ない。

「最近ね歌うの事が好きになってきて」 お客が無反応なので「もっと喜んでよ」とお客に催促。お客も反応してみる。 でもさ、ボーカルが今頃言うか?(笑) 「知り合いのバーとか行って、歌わせてくれ〜って、」 「自分で歌詞カードとかもってちゃったりね(笑)」 (色々話してたが忘れ)「あんまりカバーとかしないんだけど〜(忘れ)」 ボブディランのよく知ってる曲じゃないかと、説明を加え 9曲目 Knockin'on Heaven's door(カバー曲)

「住吉会登場(笑)良いキャラクターだと思うんですけど、どうでしょう?」 「リハーサルの時に、彼(吉川君)と向かい合わせで、前でギターを弾きながらやったんだけど、こう(と言いながら激しく頭をふりながら叩くまね)激しくやっているのを見ちゃうと、それに気をとられちゃって弾けなくなっちゃってなるべく見ないとようにしてるんです(笑)」

10曲目 LIER OR FLYER ?(新曲) アコステにしては激しい曲。R&Bになるのかな? 70年代ロックビ−トって感じの。渋カッコイイ。

ドラムのカウントで始まるんだけど、 カウント中「1...ん..2...ゴメンサイ...3..ん」と小声で入る。 うまくカウントが取れなかったんだろうけど、そのまま続けたから お客は「あれっれん?」って感じで マットシが「ちょっと待った!」と、止める。 お客は「イエ〜イ」と煽る。 マットシも「イエーイ!」と煽る。 ドラムの人は焦る。 「カウントでゴメンサイって、、ハって、どうすればいいのか(苦笑)」とマットシ。 空気が和んだ所で気を取り直して(笑) 11曲目 MARIA

ペッドボトルのミネラルオウォターを飲みつつ「みんな、飲んでる〜?(笑)」 「飲んでな〜い」とお客。「これ、日本酒なんだけどね(笑)」 お客さんが笑うと「飲んでないって、飲んでたら、暴れてるって」と自らツッコミ。 今日はツッコミ役がいないので、一人ボケ一人ツッコミが多い(笑)

12曲目 ガラスの十字架 まさか、やってくれるとは思わなかったの、も〜かなりニヤけまくり。一人で舞い上がってました。アコステだと、モロに声が届くので最後の盛り上がりの所は 脊髄抜かれて軟体動物になっちまうんじゃないかと、骨抜きにさせてもらいました。 ボサノバアレンジでこれまたかっこいい。こーゆーアレンジでもガラ十もイケルんだなぁ〜と新鮮。

13曲目 Don't kiss me now(新曲) 仮詩ですかね?いわゆるマットシのナンチャッテ英語(笑) 軽いアメリカンロックって感じです。 マットシの作りやすい曲なんでしょうね。 このメロラインは。 サビは勿論 Don't kiss me now〜♪(笑) フェンスでやったら良いのになぁ〜って考えるのはイカンですね(トホホ)

「今日はありがとう。夢中でやってたので時間が過ぎるの早くて〜(忘れた)」 「僕にとって、思い出に残る、忘れられない曲となってしまいました...」 14曲目 セイラ スタンダードなアコステver。 なんだか、とっても素直に歌ってるので、不思議だった。 これを聞きながら、なんか色々考えてしまった。

「今日はどもうありがとう」 と言って本編終了。

早めに戻ってきました。 アンコール。 「いきなりDMおくちゃってね、びっくりしたみたいで、スタンプ押すの大変だったんだから(笑)」 DMの裏の住所ハンコはマットシが一枚一枚押したのか?(笑) 「またね、やりたい〜〜(忘れた)」 「黒人のねパーカッション呼んで二時間くらいやってみたり〜 ってキツイね(笑)ハマちゃうとね、良いんだけど」 僕にとっても、ここにいるみんなの中にも大切に思っくれてる〜的な事を言ってました。 最後の曲 FAITHIA を熱唱してライブは終わった。 やっぱり、一人でやってるので短かった。 スタートが遅かったっていうのもあるけど、 でも十分、満足できたし堪能した。 全体的にボサノバとスイングジャズって感じな仕上がりでした。 ホント、どっかのバーで弾きがたってそうな感じで、本人もそれらしさを出したかったのでしょう。 それで、バーのあるネストを選んだのか?と思ったですが、 マットシも「飲んでる〜?」と聞いてきたんだけど、 ちょっと飲みながらっていう程の余裕がない箱だったので、皆様「飲んでな〜い」って答えてました(笑) 椅子とテーブルが無いとやっぱり、飲みながらってわけにはいかないですね。 まだまだ私達は若いので、マットシさんが思う程、大人な客ではないです(笑) あと5年もすれば、ゆっくりって感じじゃないですかね。

カゼをひいてると言ってました。終止、鼻を啜っててました。周りが結核とかぼそぼそいってるから「風邪です。」と言った声がちょい森進一入ってて「森進一みたいだ」と笑ってらっしゃった。鼻風邪みたいで咽は無事(笑)良い声だったよ。クリアな声でした。シャウトは無いけど、伸したり通したり上げたり下げたりで美味しいポイントはいくつもあったんで声フェチとしては満足満足(笑)アコステだし、前の方に居たので思いっきり、生声。脊髄にアルコール注がれてル感じでヤバイ。

ライブ中、一曲終わるごとに手首を摩ったり回したりと、手が疲れていた模様。ギターを練習してたんだなぁ〜と(苦笑)

マットシ自身は御機嫌は良かった。でもなんか寂しそうだったというか、いつものやんちゃっぽさがなかったのは風邪のせいか?あと、痩せてた。これも風邪のせい? 最後の方で、これからも、色々なスタイルのライブをやりたいと言ってました。

後ろに居た人情報だと健ちゃんが見に来てたとの事。良い人だ。自分のライブに来てくれなかったのにな(うわ)


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