FENCE OF DEFENSE LIVE
L.A.S.T. LIVE
1999.10.31 新宿LIQUID ROOM

NOTHIN' BUT A SIN
MOVE OVER
イタイイタイ抱きたい
DIE IN THE ROSES
AVARICE!!
世界は嵐のままでいい

- アコースティック -
懲りないLove Motion
LITTLE BIRD
漆黒の森
*****

STRANGE BLU
英雄である前に人間であれ
十支族
MIDNIGHT FLOWER
COME ON
SOUL X-PLOSION

- アンコール -
FAITHIA
FREAKS

今日のお天気はみんなの日頃の行ないが良かったらしく 晴天に恵まれて、一安心。

新宿LIQUID ROOMは新宿歌舞伎町、新宿コマ劇場の斜め後ろの、 とあるビル7Fにあり、エレベーター無しの階段という過酷な場所。 5時過ぎくらいから階段に並び始め5時30頃から会場。階段にチケットに書いてある整理番号順に並ぶ。 番号が早ければ早い程、上になる。入り口でドリンク代¥500を払いホールにGO!。

リキッドのホールはキャパ1000人程、無理に詰め混めば1200程は入れそう。 先週の時点で前売のチケット番号が800なので、 お客の数は900人と言った所超満員とまでは行かないが十分満員ってな感じ。 中央にポールで仕切られていてステージ側がFCで取った気合い入り組。 ポール後ろが一般でとった、ちょいゆったり組な感じ。 テーブルはマットシサイド(左)から、 ぐるっと入り口までL字で囲った感じで座席数は50席程度。後ろ側(PA卓)の所が二段階になっている。 今回は一年ぶりなのと宣伝も対してしてないせいか、 客も以外だ!という様な人達は見かけなかった。20代中盤から30前半 、社会人風(風ってのがミソ(笑))男女比は2.5:7.5と言った感じ、男の数が減っている(通常?)感じ。 若い子がいないせいかもしれん

ステージを見るとバスドラに笑ってるカボチャのおばけ。 いつもはロゴなんだが、 今日はハロウィンだしな(笑)お客にも中々好評。 流れてる音楽はニジャズとかOld Rockって感じなのが流れていた。

お客も入り終わってPM6:40 入り口が閉り、ホールの照明が消え、 ステージに赤いライトが照らし出される。 見知らぬデジロックな曲が流れる事10分くらい。 赤い照明が消えて、「俺には女は君しかいない。」というサンプリングがループ。ステージが露になる。 左サイドからメンバーが現れてステージ前に来て、軽く挨拶。 これは珍しい。いつもは暗がりで自分のポジションに付くのだが、 やっぱり一年ぶりだからか?

NOTHIN' BUT A SIN
やや、緊張の赴き(笑) ギターがいつもより歪んでおります。見なれないギター? マットシはそんな潰した歌い方をして無く、ちょっぴり安心。 っていうか初パチから潰したら後が続かないよな(笑)

MOVE OVER
アルバムよりドラムが軽快でノリの良い。 クラッシュがガンガン響いて楽しい。 マットシの声も良く響いて、今日は咽の調子はバッチリってな感じ。 歌い方の切り替えが絶妙で気持ち良い。 ギターソロのジプシーな所が印象的。

マットシのMC
「いえーい!またせたなー!僕らも結構楽しみにしてたので〜僕らもたのしんじゃいます。 ハロウィンだし!何が起こるか解らないよ!みんなも楽しんで、イッちゃって下さい!」

イタイイタイ抱きたい
シンセドラムのバスドラがドットドットドと流れれば(ニヤリ) ベースが低くて響く、響く。ボーカルのディレイもGOOD。 間奏のギターの所でジャッカジャッカと弾く健ちゃんが妙に可愛い。

DIE IN THE ROSES
今回のアルバムで是非ライブで聞きたかった曲ベスト3(俺ランク) 会場から拍手があがる、皆も同じなのかな? アルバムよりテンポが遅くタイトな感じに仕上がってる。 同期部分のカットにより音数も少なくて デジロックというよりフェンス王道ロックって感じに仕上がっていた。 んでも、これはこれで良いかなって感じ。 演奏が素晴らしいから音が少なかろうがノープロブレム(←FODバカ) マットシのボーカルが妙に堅い。歌詞が脳裏を駆け巡ってるか?(笑) 声の伸びは良いし、高い所もしっかりしてる。 マットシの方が気になるのか、健ちゃんががチラチラと見る。二人とも見合っては笑顔。

AVARICE!!
デンデケデンデケと始まると腕が上がる。素晴らしきFREAKS達。 お互いに馴れたモノで、ノリノリ(死語?)です。 そして大好きなシャウトも気持ち良いくらいキマってるし、ハァ〜(溜息) ベースはタイトでカッコイイ。 間奏の所で手拍子があがる。 ギターが入る所で健ちゃんのタテノリ姿が可愛い。 健ちゃんの笑顔につられてマットシも顔が緩む。 クラッシュのキメの所で腕があがる人はこの曲を極めてます。

世界は嵐のままでいい
寂しく歪むギター、低いベース、アンニュイな重たいドラム。 ギターがとても歪んで良く延びる且つ泥臭くカッコイイ。 ギターソロのアンニュイかったるさ加減が絶妙で、 マットシの声も良く響く。 前にのめる様なノリ方がとてもエロくてイイ!

アコーステッィク

会場から「ワタルー会いたかったよ〜!」と男の声援に拍手喝采。 そうだよ、貴方は本当に一年ぶりなんだよ、音楽では!(笑)

マットシ「みんな、楽しんでる?FODって喋らないバンドだと思われてるんだけど、 どっこい喋らないバンドなんです(笑)昨日、木根君のライブにいったら、あの人凄いですね、 負けちゃいられないなと(笑)」(補足:木根尚登のライブは半分以上がトークな為、トーク&ライブと命名されている。 そんでもって昨日、今日と赤坂ブリッツでライブ中である。)
マットシ健ちゃんを見て指差して「この人はいつもマイペースだからね(ニッコリ)何か喋りたいですか?」
健ちゃん「いえいえ(笑)」
マットシ「一年待たしたんだから何か、皆様に…」
健ちゃん「なんか、あの…(苦笑)…」
健ちゃん「フェンスはねぇ、色々ありましたけど、、どっこい生きてるシャツの中…」お客が笑うと、
健ちゃん「以外とギャグ分ってる…年齢制限のあるギャグなんですが(苦笑)」
マットシ、ワタルさんを見て「何か、一言。」
ワタルさんはイヤイヤをする(笑)それでも、待たせたんだし、お詫びを!と、すすめるマットシ。
ワタル「(苦笑)すみませんでした。僕個人も一年ぶりなので…」と、色々話してましたが忘れました。
マットシ「実に無難な挨拶をありがとう(笑)」
曲に行こうとすると、会場からもっと話せのブーイング。
マットシが「もっと?話すの?」と、お客も「もっと〜」と催促。
マットシ「皆さんの御要望に答えて、次ぎの曲いきましょう(笑)」

懲りないLove Motion
一所懸命タンバリンを弾きつつ目線は歌詞カードのマットシ わざわざ席から立ってマットシの方へ寄る健ちゃん。 顔を覗き込む。マットシが苦笑い。なんでしょうかね(笑)

マットシ「サンキュー。懐かしいと言えば、MC上手と言われて10数年と…」
横の二人が笑う。
マットシ「ラジオのパーソナリティーとかやったよね、覚えてます?」
すんげー懐かしい話をしだす。
健ちゃん「東海地方だけでしょう(笑)」 とツッコム。
マットシ「ラジオのジングルつくるの大変なんだよね...」
何を思うかマットシ「再現!SFロックステーション!
何か覚えて無い?とワタルに訪ねる
ワタル「………ねてんじゃねーよ!」
会場から拍手喝采。世紀末のねてんじゃねーよ!
マットシ「深夜の番組でね、1時、2時とかにこれが出てくると…」
とあれこれ説明をする。健ちゃんは?と訪ねる。
健ちゃん「さん、さん、三十代のF.O.D〜。今は使えないけどね〜(笑)」
今だと?と会場からツッコミが入ると
健ちゃん「よん、よん、四十代のFENCE OF DEFENSE〜(笑)」
なにやらマットシが当時ネタをやりたいらしく話を進めて行く。替え歌あがどうのこうのと聞く。 水戸黄門の歌で〜と言った瞬間、会場から「あぁ〜」と言う声
ワタル「みんな知ってんじゃん、やめようよ」とツッコマれる、やる気無しな二人(笑)
それでも強引に進めるマットシ、しかも手書きな歌詞カードまで!(事務所の専用レポート用紙)用意してる(苦笑) 二人に配ると、苦笑しつつしぶしぶ受け取るふたり。
そんな様子を見てマットシ「さびしね〜少しは参加してくれよ(涙)」
健ちゃん「やりたくてしょうがない?」とマットシを見つつ苦笑
ワタル「え?俺も歌うの?」と困惑。当たり前じゃん!という顔のマットシ。
水戸黄門の節でドングリころころを歌う。ドングリころころの節水戸黄門を歌う。 ワタルの口はもごもごと動く(爆笑)
健ちゃんマットシを指して「(彼は)満足しております。(マットシ的には)今日のコンサートの半分は終わりました(笑)」 マットシを見て「……………。もしかして、このあと真面目な曲をやるんじゃ…」と少々困惑。
マットシ「(きっぱりと)僕は関係ないです。」
健ちゃん「(苦笑)そんな気分になれるの?」
マットシ「(ニッコリ)なれます!」
健ちゃん「一服してきていい?(笑)」
二人から呆れた笑いが漏れる。

マットシ「4枚目のアルバムから」
LITTLE BIRD
アルバムのまんま、得にアレンジはしてない。 ドラムがボンゴになったくらい。

マットシ「ろじCAL〜AESTHEえすてぃっく〜〜ぅ〜SWIMMING、TRA…GEDY…から、………略しません!(笑)」
漆黒の森
ワタル様が忙しいパートらしく、 ボンゴ、タンバリン、シェイカーなどなど、 あっちこっちに手が動く。 マットシはゆったり歌っている。

マットシ「どうもありがとう」

通常セッティングに戻す間に思い思いの歓声。 男の声でワタルーが多かった。モテモテだワタル(笑)

STRANGE BLUE
同期モノがなると流石に懐かしいらしく、お客の声も高い。 健ちゃんの合図で真中で来る。楽しそうに混じ合って弾く二人。

英雄である前に人間であれ
男前に歌うマットシ。 中盤、遊びの部分でドラムソロが入ると大歓声。次に ベースソロ、再びドラムソロ、ベースソロ、ドラムソロ、ドラムベースで掛け合いが始まる。 これは美味しい。

十支族
待ってました!と会場の期待も熱い。 ここの歌詞はガンバル、マットシ(笑) GO!GO!GO!で拳あがるあがる。分ってらしゃる。 ギターソロ気合いいれてガンバル健ちゃんもニコニコ。 ドラムも激しい。跳ねたベースが気持ち良い。

マットシ「もう1曲、懐かしいのをイきましょう。

MIDNIGHT FLOWER
これには、熱いぞお客(笑) いきなり会場の床が揺れる。震度3ってな具合。 ギターソロでお客を煽る煽る。楽しそうなメンバー様。 ステージ端を見るとギターのローディー様もすっげー笑顔(嬉) 熱も冷めやぬまま、次の

COME ON
両手を縦に振り上げモンキーダンス。お約束(笑) ステージの上もステージ下もキレてる。 グルグル掻き回わす。 途中で拍手なんてヤボな真似は致しません。 反応のよろしいFREAKS。 回わして。回わして。ガツンと終わる。

マットシ「もう1曲聞いて下さい。PTEから〜」 SOUL X-PLOSION
早いよ。マジ早いよ。ワタル様。 間奏のジャーンと来るギターがカッコイイぞ健ちゃん。 キメのポーズもバッチリさ。 曲途中で何故か思い出したようにサングラスをするマットシ 何かカッコ付けたかったのか?(笑) カッコイイ、カッコイイ、何もかも!!

アンコール

マットシ「山田ワタル〜北島健二〜」健ちゃん「西村麻聡〜」とメンバー紹介。
マットシ「久々のライブですんげー緊張してたんだけど、つい、爆発しちゃいました。(エヘヘポーズ)ありがとうございました。みんなにも懐かしい曲を」

FAITHIA
お客を眺めるマットシ。健ちゃんもニッコリと会場に微笑む。

Freaks
音が出た瞬間いきなりドーンと縦揺れが起こる。踊り的にジャンプする曲なのですんげー揺れる、推定震度5(笑) 指を差すマットシ。ギターがスピードを増す。吠えてるマットシ。 クラッシュに合わせて腕が上がる。それが解る貴方は紛れも無いFREAKS

三人の挨拶のあとワタルは早々とはける。 マットシと健ちゃんが肩を組んで引ける瞬間健ちゃんが会場に向かってピース。 ほどけた腕でマットシが健ちゃんの頭をポンと叩く微笑ましい光景

マットシ「みんな最高!また逢おうぜー! 恒例のマットシラブラブ挨拶で幕が退ける。


マットシは痩せた?後ろ姿が華奢に…ワタル様が引き締まってるのに驚き、 腕も腹も!約1年ぶりのライブだったせいか、メンバーが良くお客様と目を合わせていた。嬉しいのかね。 やっぱり。 久々にFREAKS見れて(笑)緊張してると言っていたが、 それ程、緊張して風には見えなかった。

L.A.S.T. ALBUMからはF.O.D.王道な曲が選抜だったのかL.A.S.T.LIVEと言うよりBEST LIVEって感じ。 MIDNIGHT FLOWER、COME ON、FREAKS、この3つが一緒も珍しい。 他にのAVARICE!!、SOUL X-PLOSION、FAITHIAとも続くと美味しいとしか良い様がないな。 御馳走様でした。英雄である前に人間であれは、 ライブで聞くとかなりカッコイイ事が発覚(今更?) DIE IN THE ROSESがもうちょっと同期モノっぽく聞きたかったかな。 MOVE OVERは底抜けに踊れる曲。

珍しく最後にステッィクを投げたワタルさん。 これも一年ぶりの役得か?健ちゃんも良くピックを投げてた。 最後に投げたマットシのピックが結構後ろまで届いてた。腕力の差(苦笑)

音のバランスが凄く良く、同期モノもバッチリ聞えた。 マットシの咽の調子もバッチリで良く響いた。 コーラスがちゃんと聞こえてるあたり、健ちゃんも咽の調子よろしかった?

今回のライブはMC少なかった、というよりインフォメーションが無かったのか、 新曲にも一切触れないあたり…(なんともな苦笑) ライブ会場で売ってるアルバムがBESTとPTEだけっていうのはどう言う事かね? せめて、ニューアルバム置けよ<EWJ。とちょっとムカっ腹。 シングルはセイラのみ、これもな…(駄目駄目)

外に出ると、熱の冷めやぬ人達の集り(笑)汗だくな野郎共が笑える。 早く〜次のライブ〜と叫んでるあたり、既にジャンキー(笑)

☆ 衣 装 ☆

北島健二
モズグリーンのベロアのシャツ、白のYネックインナー、 えんじ色(ワインレッド)のややベルベットっぽい素材スリムのパンツ、 シルバーにガラス(クリスタル?)をあしらったチョーカー、真ん丸のミラーグラサン

いつものパーマじゃなく緩くウエーブがかかって肩にかかるくらいのルーズな感じ

西村麻聡
黒地に何か透かしのごとく模様の入った長袖シャツ、黒のストレッチ素材のスリムパンツ、 ややサテン気味。シルバーチョーカー。普通のグラサンと、つり上がったタイプのグラサン
アンコールはクロムハーツ系のユリの絵が書いてある黒いややチビTシャツ
髪型は中々可愛い茶系の短髪。ピンパーマぽい感じにふわふわ〜って感じ

山田わたる
黒地に腕、裾に白い飾り刺繍のあるショートジャケット、ゴールドのラメシャツ、 ソフトエナメルの黒いパンツ、ごっつい数珠の様なチョーカー、バンダナ
アンコールは黒地ベース迷彩の様な柄もののノースリーブ

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