FENCE OF DEFENSE LIVE
パンゲア TOUR 2005
2005.4.14. さいたま新都心VOGUE

疾風迅雷
ホクチュウソウ
さそり
- mc -
BURN
VIOLET SONG
triangle
- mc -
デジール

- アコースティック -
夜のカナリヤ
影絵
星を継ぐもの
*****

mesto
DESPERATION
VANISHIN' ROAD
無常24/7
SOUL X-PLOSION
暁に捧ぐ

- アンコール -
STRANGE BLUE
SARA

珍しく雨もふらず晴れに見回れて花粉も絶好調な感じで清々しいですな! ハイ、そんなことより、パンゲアツアー2005さいたま新都心VOGUE、 県をまたいで2時間近くかけていって参りました。さいたまは遠いぜ。

ライブハウスは駅から5分程の場所、民家の様な佇まいの小箱で泣けて来ます。 もう少しフェンスはお客は入りますよ…。 キャパは300〜350くらいらしいですが無理に詰め込めば400くらいイケそうな感じ。 平地で地下など無く入り口入ってすぐにホール。ステージも低くドラムのひな壇なし、 ドラムが凄く低くみえました。スネアってあんな低い位置なんですね。 ステージと客との間も狭く手が届く程、 おかげでカメラが入らなくて邪魔だコノヤロウという事もありませんでした。

ライブの中身は良かったです。3人の調子もテンションも良く、 とくに西村さんは機嫌が良く絶好調。それにつられて北島さんも絶好調、 ワタルさんもニコニコと盛り上がってライブ自体は良いライブでした。 ライブはね、ええ、ライブは…まぁ、なんていうか、音がさっっっっっいあくだったんですが、 今まででのライブで一番の最悪加減です。音のバランスは悪いはスピーカー自体も悪いは、 マイクは悪いは、ライブハウスの設備自体がもう駄目駄目なんだと思います。 もう二度と、あの箱では聞きたくないです。そんな状況下で普通ならテンション下がりそうなもんですが、 そんな事も気にしない〜って感じで3人は盛り上げてすげーなーと。ライブは楽しかった。

今回はお客もアルバムを聞いただろうし、ライブも2回目だしという事からプレッシャーも軽減され、 前回より緊張が解けた感じで固さはありませんでした。マットシが歌詞をうろ覚えという、 本人の中での不安以外は(笑)しかしこれも前回から画期的なシステムが導入されました。 西村さんの目の前にモニターが設置されまして、曲ごとに歌詞が出ると言うハイテクです。 まぁようはカラオケのアレですね。以前までのような覚えて無い所だけ カンペが床にはってあるという事もないので、西村さんは大変楽ちんです。 ただ、モニターに頼ってモニターばかり見てしまうのも難点。後ろで操作してる人は 時々モニター切ってやって下さい。軽く試練を与えましょう。 まぁ、モニターあっても間違えるんですけどね。




今回はスクリーンがない箱なのでのでOPの眠気誘発 映像はナシです。 時間になってサクっとメンバーがあらわれ定位置について演奏が始まりました。

疾風迅雷
これライブだとイントロの部分、ベースなんですよ。 あのフレーズをベースで弾くかぁ?!と思ってしまうが、西村はやります。 この人はこーゆーのほんと得意だよなぁと感心しつつ掴みの曲としてはやっぱりパワーあって良いです。 一気に着火って感じで会場も盛り上がります。

ホクチュウソウ
イントロが流れるとワーっと歓声。2回目だというのに、この曲すでに人気あります。 ノリも勿論ですが歌詞が面白い。みんな心の中で「荒巻鮭、逆さ吊り…」と唱えてます。 素晴らしくナイスな歌詞センスですが、それにOKをだす西村も愉快な人です。 曲自体はフェンスの十八番な感じなので演奏は楽しそう〜って感じですが、 歌詞が覚えにくいので西村さんは手許よりモニターをガン見です。 サングラスして目線が分らないようになってるんですが、 ライトのあたり具合でサングラスが透けてバレバレです。 で、荒巻鮭の所で会場のテンションがふっと上がる所がまた面白いなぁ。

さそり
大事件です。掴みはバッチリで今日は良い感じで流れてるぞ〜な空気。 テンションも高くなって来たメンバー、そんな所でドラムのクラッシュを素で打ち忘れて、 自分で自分のミスに信じられないといった感じで目をまんまるにして驚く山田ワタル47才(笑) その一瞬後、急いで打ったんですが間に合わず直ぐに手で押さえ、 舌をペロっと出して笑ってました。お客さんもメンバーの二人も超ウケ。 こんなワタルは凄い珍しい。10年に一度くらいですよ。貴重です。今日のお客さんラッキー。 勿論そんな愉快な事があったのでお客のテンションも一気に上がりました。

mc
西村さんの挨拶MC。埼玉〜新都心〜ボーグ〜とイエーイみたいなノリで、 道が空いてて楽だったーとか(遅刻大魔王なのに) 珍しく早くついたーとか今日はありがとう〜とか御機嫌な挨拶。

BUNE
気持ち的にはNothin' but a sinがくると思ってたので、お客さんがやや驚きつつ歓声。 ここあたりは安心して演奏してる、こっちも聞ける感じなので、気持ちの一息タイム。 不思議な状態。どうでもいいんですが、 最近のワタルのカウントが「あーあーあー」なんですが…いいのかそれで、メンバーよ

VIOLET SONG
KK-1のお目見えです。今回のライブはKKが出ばる機会が殆どないので 貴重なKKさん。KK、可愛いよ、KK…ハァハァ。
ゆっくり目でヘビーな曲なんですが、これも人気あります。 じわりとテンション上がる曲、西村さんの指の突き上げがキタキタキターと心の中で呟く。

triangle
この曲のベースはエロイ!全国の西村フリークのみなさんは是非この曲の時に手許を見てて下さい。 もともと曲のノリ的にもフェロモン系ですが、それよりもっと手が凄いから。 マジで。手でネックをねろ〜っと舐めるように触ったり、 ハイからローに行く時の手の動きとかヤヴァイくらいヤラスィですから。 かなり気持ちがノってた模様。

mc
どうもありがとう〜と西村さん。「アルバム買って聞いてくれましたか?」から、 「実はアルバム買ってません!て人、正直に」と、アンケートを取る。 ひとり今日買いましたというお客さん。「遅いよ!」と突っ込み。「じゃぁ曲知らないんだ…」とか、 客とやりとりしつつ「じゃぁ次ぎは知らない曲を…」と西村さんトークがノリノリです。

デジール
バラードですと曲紹介から。かなり歌い上げてて気持ちよさそうで。 サビの声を張って延ばす所なんか、もう西村麻聡〜って感じ。十八番です。 こーゆー歌い方。健ちゃんのギターソロもやっぱり十八番。 これってもしかしてフェンスの定番バラード?(今頃きがついたんか)ズタンタターズダンダターってドラムん所もそうか、 あーそうだったのか。そうか。

一度暗転、メンバーがはけてアコースティックの準備
北島側、西村側にパイプ椅子がセット

夜のカナリヤ
いやーもう、ほんとマジ切れそうな音で。健ちゃんも一瞬ム?みたいな顔。 アコギ一本の音なのにマイクの雑音、アンプの雑音、空調の音、 スピーカーの音に反響してスネアの音が振れてしまって雑音だらけ。 しかもマイクが悪い。まるでカラオケや家庭用のマイクで音を拾ってるみたいなレベル、 もう台なしですよ。それでも北島さんは気にしないよって感じで演奏。ああプロだなぁ〜と、

そんな状態で影絵
雑音だらけの中で西村さんのピン歌です。みせ場の大事な曲なのにまるで カラオケBOXのマイクのような質の悪さと無駄なエコーで雰囲気ぶちこわし。 それでもマットシはちゃんと歌ってくれました。後半は歌に飲み込まれて雑音も忘れました。 凄いね。相変わらず手がふよふよと動いていて楽しい。 あれはサスティングベタル兼ボリュームツマミだな。と友人談。確かに(笑)

会場自体そんな広くないんだから、アコギもマイク切って歌もアカペラでも 良かったと思うんですがねー西村さんの声通るし。 っていうか、ライブで空調の音が気になるなんて始めてですよ。

星を継ぐもの
ワタルさんのパーカッションが入ります。叩き始めになんか本人じゃなくて、 後方に待機してる人が何故かウッ!とか声かけしてんですけど(笑) 小さい声だったんで前方の人しか聞こえてなかったかもしれないですが、 しっかり聞かれてましたよ。マットシのパートが入って、と、その前にコンガをバシバシ、 自分の本来の楽器より楽しそうに叩きつつウッドベースへ、本人よりデカイウッドベース。 前回より弾きにくい感じ。なんか後ろに倒れそう。このウッドベース微妙にホコリかぶってて切ないなぁーと、 拭いてあげてくれローディーよ。時々ベースにホコリかぶってる事があって、 A型の割にあまりこーゆー事は気にしないのか…それより、 このウッドベースの駒の部分(ベース中央にある弦を張らせる所)高くね?と隣の人に話をふられ、 確かに普通より高さがある気がするような、張ってる音が好きだから?角度がついて見やすくする為? 謎です。で、やっぱりマイクがアコギの音が拾えてなくて、 なんか気持ち悪い。勿体無いなぁ。面白い曲なのに。やはりこーゆー曲の時は音の善し悪しが重要だ。

mesto
去年でた先行シングルの曲です。と曲紹介。 今日はmestoは次点って感じ、歌い上げ度はデジールの方が高かった。 でもこの曲はギターがチョーかっこいいので、そっちに耳を取られがちに、 ギターのリフマジかっけー。ベースも重くて良い感じ。

DESPERATION
大好きな曲です。イントロの後、腹にグッと来る音がたまらない。 声はってますよー聞き所ですよーな所も、ライブでもお客さんが馴染んで来た感じで、 サビの抜けが気持ち良い。この曲、曲も歌もかっこいいけど、 ベースも凄くて手許みてると凄いです。マジで。やっぱこの人ベースうめーやぁと改めて実感、死ぬ程かっこいい。

VANISHIN' ROAD
ヘビーなんですが、既にライブでは地位を確立した感じ。 お客のリアクションもノリもイイ。 演奏はすごく大変そうなんですが2人とも凄く楽しそう。吠えてましたよ。 ドラムの人は忙しくてそれ所じゃないんですがね(笑)

無常24/7
放火の歌…じゃなくて。夜に火をつけろ。やっぱりライブのアレンジの方が良い。 アルバムだとマッタリ気味ですがね、ライブだともっと軽快でノリも良い。 西村は吠え捲るは煽るは、楽しい〜って感じで。やっぱこれでしょう。 ギターもガンガンなってて楽しそう。自然に拳が上がります。っていうかこれは拳でしょう。 どうでもいいんですけど、この曲タイトル、なんて読むんですかね。一度曲紹介して欲しいなぁ。

SOUL X-PLOSION
西村さん両手叩いてお客煽ってます。前奏の滑り出しでガンガン攻めてます。 お客さんもガンガン踊っりまくり。頭ふりまくりなマットシ。 ステージ中央に北島さんといっしょに動きあわせて大変楽しそうです。 が、ドラムがそろそろ限界ではないかと(笑)北島さんが様子を伺うも一心不乱でドラム叩いてます。 間奏の所はお客側からかけ声が上がり絶好調な西村さん。 サビのSOUL X-PLOSION〜の所、客の声の方が凄い。すっげーなーって感じで、 調子がかなり上がってた様で最後の方はめちゃっくちゃシャウってました。

暁に捧ぐ
ああーもうライブが終るんだ〜と締めの曲。日曜日のサザエさんの気分です(笑) ゆっくり熱も身体も落ちついて来る感じで、ライブはCDよりライトなんですがグっと来る感じ。 テンションが最高潮なんで、歌の延び度はもっとも高い。マットシの裏声を楽しみましょう。 最後は落ち着くどころか吠えてましたね。ほんと調子よかったんだなぁ。

本編終了。 アンコールの拍手の間もなく再登場。こーゆーね、 サクサクした所が好きですよ(笑)なぜか北島さんのデコ、眉間に赤いミミズ腫れ。 アンコール前のこの短時間、楽屋で何があったんだ?! デコピンでもくらったのだろうか…なんて恐ろしい(いや違うから)

STRANGE BLUE
この曲もライブで人気曲ですね。個人的には1stのアルバムに思い入れがないので あまりよく分りませんが。自分的にあんまり印象のある曲じゃないのでタイトルを忘れがち(ハハハ…) ギターはめちゃめちゃかっこいいんですがね。この曲の途中だったか、 西村さんが自分の頭をポンと叩いて、帽子を押さえたのか直したのか、 なんなのか、その姿がちょっと壷った。

SARA
演奏は楽なんですよ。歌詞も流石にそれほどカンペ見なくてもOKだし、 ここはお客さんと余韻を楽しむコーナーって事ですかね、 あー楽しかったなぁ〜って感じです。 さわやかなEDですかね。個人的にはセイラはお腹一杯…というか、 復活後は定番ですかね、なんにせよヒット曲って偉大なんだなぁ。

さて、終って挨拶。 西村さんが何やら告知をしてたんですが、その間にワタルさんがスティックを投げ、 もう一本を北島さんに渡したら、ソレを持って帰ろうとケツのポケットに入れる仕種。 それをとめるワタルとそんな楽しい事をしてたせいで、 お客は全然マットシを見てい聞いていない。不憫な子や…。 で、ワタルさんが「何?」とフォローするけど「もういいよ!」と拗ねてみる。楽しいなこの人達。

中央に来ていつもの三人の挨拶。北島さんは「すっげー気持ちよかった。 もっと(次回は)良くなるよ。」と言って立ち去って行きました。 3人ともほんと御機嫌で終始手をふってはけていきました。




1時間半があっというまのパンゲアライブ。前回より今回、 今回より次回と期待が膨らむライブでした。やはり次回が完成系なのか…

ほんっっっっっっと音が悪く、ギターなど、曲ごとに北島さんが 自分で調整して持ってるような状態。曲頭はつねにギターアンプに耳を近付けて、 アンプをいじってるって感じでした。北島さんがいつキレるんじゃないかとヒヤヒヤ。 そんな状態でしたが、北島さんは終始御機嫌で良かったよ。 今日は西村の(謎な)テンションの高さとお客さんのノリのよさが相乗効果をもたらしてた感です。 いつもの人達はおいといて、前列の人達のノリ良くて楽しかったし、 会場のお客さん全体がイイ感じで、押さえてる所はきっちり押さえて、 つかみ所をしっかり踏まえてるといった感じ。さてはプロの客ですね(笑) ノリと雰囲気で乗り切ったライブでした。健ちゃんもサービス高い高い。

マットシのテンションといえば、曲的にシャウト系の曲がないんですが、 所々で空きあらばシャウってました。あとステージが狭くてあまり動き回れないのか、 カンペモニターの前から離れられないのか(笑っとけ)足をよく上げてました。 ベースかかえてるので前にはあげられないので、横に。ええ、横に。 エネルギーありあまってる感じで、いつもの様に動けなくて窮屈そうでした。 しかし、今日は最初からエンジンかかってて妙なテンションでした。好い事でもあったんですかね。

あと、マットシの話そうとするタイミングが悪く、曲と曲の間で何か喋ろうと マイクの前で口を開くと曲が始まる。みたな、で、 むぐって口を噤むって感じの事が数回。本人も他二人もこれが天然だから笑える。

ライブ2回を通じて感じたのが、RIDEとかSPEED OF LOVEのツアーの頃を思いだすなぁーと、 復活後にファンになった人はちょっと戸惑ってるかもしれないですね。 復活後は乱痴気騒ぎメインな選曲やライブ栄えする選曲のライブが続いたので、 こーゆーアルバムを中心とした構成にそれにあった過去曲の選曲、 アンコールにヒット曲を持ってくるなど、踊りやノリを中心というより演奏を聞かせる、 見せる、それを味わうライブ構成は以外かもしれません。 フェンスはこーゆーライブもやるんですよ。と、良いお披露目&経験にもなったと思います。 この手のライブはなんか凄い久々な感じがしました。まぁ、 マトモなアルバムツアー自体がもうひさb・・・・。 願わくば、なるべく早めに次ぎのアルバムとツアーもあると良いなぁ。 また5年後とかはちょっといろんな意味で辛いので。フェンスがこれからも活動できるように是非、 アクティブさんにはがんばって欲しいですね。応援してますよー もの凄い応援してますよー皆さんも暖かく応援してあげて下さーい(笑)

☆ 衣 装 ☆

北島健二
サテンっぽいブルーかグレーの光りの当り具合で色見の変わるジャケット、 英字の描いてある黒のインナー、紺色(?)のベルベットのボトム、厚底のブーツ?靴?

西村麻聡
花(?)モチーフの黒のYシャツ、黒の革パン、黒の革の帽子。黒の靴。 クロスのチョーカー。っていうか、アルバムジャケットの衣装まんま。

山田わたる
淡い色のブルージーンズ、黒のシャツ、途中で黒のノースリーブに衣装替え、 シルバーのチョーカー、黒のスニーカー

アンコールは3人ともグッズのTシャツ

2005.4.15 ver.1
2005.4.16 ver.2
2005.5.2 ver.3

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